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アタシは川から上がってすぐに、遠くからズームで写真を撮っていたリーダー
の所に走って行って「ほら、取って来たよ～！」ってボールを見せました。

そしたら、リーダーはアタシの顔を抱えてとりあえず凄く褒めてくれたけど、
その後すぐに家族の人と何やら相談したかと思ったら、「さぁ、帰るよ！帰るよ！
（チャームが冷たくてかわいそうだから。）」って言うんです。

アタシは拾い食いをしたわけでもないのに、リーダーが急に「帰る」って
言い出した理由が全然分からなくて、「アタシ、一生懸命寒中水泳したのになぁ…
ボール取って来たらまた遊んでもらえると思って頑張ったのになぁ…　どうして
もう帰ちゃうのかなぁ…。」って思いました。

アタシ、（今度は本当に）　寒中水泳しました。

川の浅い場所でボール遊びをしていた時、レトリーブし損ねたボールが
下流に流されて行っちゃったから、アタシは一旦岸に上がって走ってもっと
下流に先回りしてまた川に入ったんです。

そしたらそこはいきなり深くなっていて…　アタシは思いがけず寒中水泳
してしまいました。

その様子を遠くから見ていたリーダーは、アタシが冷たいお水で心臓麻痺でも
起こして溺れたらどうしよう…　ってハラハラしていたそうです。

だから、一瞬アタシの姿が川の中に消えた時は、自分の心臓が

マヒしそうだったってリーダーは言ってました。